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2019.01.13

2019シーズンのトレーニングが始まったばかりですが、1月13日のトップチームのトレーニングはサトウキビの収穫作業になりました。

サッカークラブ沖縄SVとしての地域活動でもありますが、新シーズンのスタートにあたって、いま一度、私たち沖縄SVがサッカーができる環境の意味を考えたいとの思いがあり実施しました。

沖縄SVは現在、地域リーグ(九州サッカーリーグ)にあります。2016シーズンから活動を始め、おかげさまで沖縄県リーグ、九州リーグへと順調に進んできました。しかし、これは自分たちだけで可能になったわけではありません。日々の練習会場の利用料や遠征費のほか細かい支出も少なくなく、スポンサーのご支援やサポーターの皆様のご協力があって初めて可能になっています。

沖縄SVの選手たちの多くは、当然ながら幼い頃からそれなりの強豪校やクラブでサッカーを続けてきた者がほとんどです。上位カテゴリーをめざすクラブの目標からすれば心強いことですが、一方で、単にボールを蹴ることだけに気が向いてしまい、クラブを支えていただいている方々の金銭的なご支援を忘れる恐れが無きにしもあらず、という風にもなりかねません。先にも述べましたが、沖縄SVを支えている内外の人たちがどのような思いで支援してくれているのかを考えるきっかけにしたいと、シーズンがスタートしたこの時期に作業をしました。

作業は収穫時期を迎えた南城市のキビ畑で実施。鎌を使って葉を落とし、硬い茎の部分を斧で根から切り離す結構な重労働です。本日の収穫作業で得られるアルバイト料は練習場の使用料にあてる予定です。JAおきなわ玉城支店の皆さまのご協力を得ました。ありがとうございました。